トヨタ自動車九州は創業以来、「法およびその精神を遵守すると共に、より良き地域環境の実現に取り組み、
社会に信頼される良き企業市民であり続ける」という基本理念のもとに、さまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。
豊かな社会の実現とその持続的な発展のため、地域社会から信頼される企業?人を目指し、
会社と個人の両方で社会貢献活動を推進します。
社会貢献活動の専任部署として「社会貢献推進グループ」を発足させ、事務局として従業員のボランティア活動を支援すると共に、地域の方々とも協働した諸活動を展開しています。
定期的に、事務局が収集した地域のボランティア情報を配信し、従業員が一市民として自発的に行う活動を支援しています。
自らの意思でボランティア活動を行っている従業員に対し、活動に従事した時間に応じて、会社からポイントを付与しています。
貯まったポイントは現金換算し、福祉施設などへ寄付しています。
2010年4月、宮若?宗像両市と地域活性化や地域貢献を目的とした連携協力に関する協定を締結し、市民の皆さまと共に、さまざまな活動に参加し、連携強化を図っています。
地域社会の一員として様々な分野で積極的に活動を推進しています。
会社周辺地域の小学生を対象に「モノづくり教室」を開催しています。講師は従業員がボランティアで務め、オリジナルプログラムで科学の楽しさ?モノづくりの大切さを伝えています。また、案内スタッフが宮若市と宗像市の小学校へ出向き、工場見学前に自動車産業への理解を深めてもらう「出張授業」を実施しています。さらに、自動車メーカーとして会社行事や商業施設でのイベントの中で、体験型「交通安全プログラム」を実施し、啓発活動にも取り組んでいます。
近隣の幼稚園?保育園に通う就学前の5歳児を対象に、正しい交通ルールを学ぶ交通安全教室を実施しています。
2018年からは社外の各園に出向く出前教室を開始し、園児たちに横断歩道の渡り方や、見通しの悪い場所からクルマを確認して安全に通行する方法などを楽しく伝えています。
地域連携協定に基づき、宮若?宗像両市の実施行事を中心に、会社周辺地域の環境美化活動にボランティアとして参加しています。
また、国有林の「さつき松原アダプトプログラム※」を締結しており、社内ボランティアによる清掃も活発に行っています。活動を通じて、環境意識の向上だけでなく、従業員同士や地域の方々とのコミュニケーションの活性化にもつながっています。
※アダプトプログラムとは、宗像市が推進する基本計画の一環で、市民?自治体が一定区間の公共の場の里親となり、年間を通じ環境美化活動に取り組む制度